ストーカー規制法の改正でSNSへの投稿も対象に!どのような被害が該当する?

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ストーカー規制法の改正でSNSへの投稿も対象に!

ストーカー規制法とは、ストーカー行為を処罰する法律のことを指しています。

新しい改正法は平成28年の12月14日に公布されて、平成29年の1月3日から施行されました。

近年ではネットストーカーの被害も拡大しているため、法律の改正でSNSへの投稿も対象になっています。

このページでは、SNSに関するどのような被害がストーカー行為に該当するのか説明していますので、「もしかしたら被害を受けているかも・・・」という方はチェックしておきましょう。

ストーカー規制法の目的とは?

ストーカー行為等の規制等に関する法律のことをストーカー規制法と呼びます。

ストーカー規制法がどのような目的で施行されたのか、簡単にまとめてみました。

  • ストーカーの被害者に対する援助の措置等を定めるため
  • 個人の身体や自由、名誉に対する被害の発生を防止するため
  • 国民の生活の安全を守るため

この法律が施行されたお陰で、ストーカー行為を繰り返す加害者に対して警察が警告したり、悪質な場合は逮捕したりしてくれます。

特定の誰かから嫌がらせ行為を受けて、「どうすれば良いの・・・」と悩んでいる方は少なくありません。

放置していてもストーカー犯がやめてくれるとは限らないため、ストーカー行為の被害に不安を覚えている方は早めに警察に相談すべきですよ。

ストーカー規制法の改正でSNSへの投稿も対象に!

近年では自宅や職場での待ち伏せやつきまといだけではなく、ネットストーカーの被害を訴える方が増えました。

ネットストーカーによる被害を抑える目的で、ストーカー規制法もSNSへの投稿も対象になると改正されています。

私たちが普段から利用しているTwitterやFacebookなどのSNSサイトは、他の人とコミュニケーションを図る道具として非常に便利です。

しかし、そのSNSを使ったストーカー行為も激しくなっていますので、被害を抑える方法をきちんと心得ておかないといけません。

ストーカー規制法が施行された当初は、SNSを中心にネットでのストーカーは対象外でしたが、2016年の5月に起きた事件をきっかけに法律が改正されてます。

以下では、ストーカー規制法でSNSへの投稿も対象になったきっかけの事件についてまとめてみました。

  事件の概要

犯人の岩埼友宏被告は富田真由さん(20)のTwitterに執拗な書き込みを続けていました。

しかし、当時警察は…、
「SNSはつきまとい行為には当たらない」
「直ちに危害を与える内容ではない」

とストーカー被害として扱わなかったのです。

しかし、しばらくして大学生の富田真由さんは犯人に刺されて重体を負ってしまいました。

このように、警察が掛け合ってくれなかったことが理由で、重大な事件に発展してしまったのです。

そのため、今まではストーカー行為として認められていなかったSNSでの連続メッセージが規制対象になったわけです。

ストーカー規制法の改正のお陰で、TwitterやFacebookなどのSNSで迷惑行為を続けている加害者に対して、警告することなく禁止命令を出すことができるようになっています。

「法律が変わったから安心」というわけではないものの、SNSによる被害でも警察に相談して動いてもらえるようになったのは紛れもない事実です。

ストーカー規制法に該当するSNSの被害

一昔前は自宅や職場での待ち伏せなど、直接的なストーカー被害がメインでした。

近年ではインターネットの定着や通信手段の多様化に伴い、ストーカー犯の嫌がらせ行為も変化しています。

ここでは、ストーカー規制法に該当するSNSの代表的な被害を幾つか挙げてみました。

  • 「今すぐに会いたい」「付き合って欲しい」といった内容のメッセージを執拗に送る
  • 面会や交際を断られた時に、脅迫じみた内容のメッセージを送る
  • 相手を誹謗中傷するメールやメッセージを送信する
  • 相手を監視しているかのような書き込みを投稿する
  • Facebookのmessengerで留守音声メッセージを残す

ネットメディアやSNSコミュニケーションツールなど、あらゆる被害がストーカー規制法に該当しますね。

これらは全てネット上でのつきまとい行為だと判断されますので、法律でストーカー行為だと規制されているわけです。

匿名性の高いTwitterでは、嫌がらせや暴言を吐いているユーザーが少なくありません。

ストーカー規制法が完璧な法律は言えなくても、ネットストーカーの被害が取り締まられるようになってから大きな事件やトラブルは減っています。

ネットストーカーの被害に遭った時に行いたい対処法はこれだ!

ネットストーカーの被害の放置で怖いのは次の3つです。

  • プライバシーが侵害される
  • SNSでのつきまとい行為が激しくなる
  • 私生活に悪影響が出る

ストーカー規制法が改正されてSNSの被害を取り締まるようになっても、被害者であるあなたが適切な対策を行わないといけません。

以下ではネットストーカーの被害に遭った時に行いたい対処法を紹介していますので、一度目を通しておきましょう。

投稿者本人や運営サイトに削除の依頼をする

SNSに誹謗中傷の内容が書き込まれた際に、放置するほどその情報はインターネットで拡散します。

個人情報や審議問わず広められたくない事情が知らず知らずのうちに広がるケースは少なくありません。

そのため、まずは投稿者本人や運営サイトに投稿の削除の依頼をすべきです。

自分が運営しているブログにストーカーからコメントが残されているのであれば、拒否設定を自分で行えば済みます。

しかし、第三者が運営している掲示板の場合はそうはいかないので、運営サイトに連絡して処分してもらうまで待ちましょう。

実害を受けそうな時は警察に相談する

ネットストーカーの被害に遭った場合は、自分一人の力で解決しようとせずに第三者の協力を得るべきです。

個人情報が既にストーカーに知れ渡っている時は、実害を受ける前に早めに警察に相談しましょう。

ストーカーの被害者にとって警察の存在はありがたいのですが、直ぐに動いてくれるわけではありません。

事件性がないと判断されると警告をしてくれないので、ストーカー被害に遭っていると証明できる次の証拠を集めてください。

  • ネット上でのやり取りのログを取る
  • スクリーンキャプチャを取っておく
  • SNSのメッセージを保存しておく

警察が介入すれば、大抵のネットストーカーは嫌がらせ行為をやめてくれますよ。

新たな被害を防ぐために個人情報を載せない

インターネットの世界では、思わぬところから個人情報が漏れる可能性があります。

「インターネットは危険」という点を押さえておかないと、新たなネットストーカーによる被害を受けやすいのです。

そこで、ネットストーカーの被害を防ぐには、なるべく個人情報を載せないようにしましょう。

TwitterやFacebookなどのSNSに関しては、自分自身の個人情報が守られる形を取るのが必須です。

具体的な予防策としては、

  • 自分自身のことについて情報発信しない
  • SNSやブログに公開制限をかける
  • 複数のSNSでIDを変える

この3つが挙げられます。

写真も安易に公開しすぎていると、写っている物や場所から個人情報を特定されやすいと頭に入れておきましょう。

まとめ

以上のように、ストーカー規制法の改正でSNSへの投稿も対象になりました。

TwitterやFacebook、ブログなどのインターネットでストーカー被害を受けている方でも、警察に相談すればあなたを守るサポートをしてくれます。

しかし、ネットストーカーの被害を防ぐにはあなた自身も予防策を知っておかないといけないので、SNSの公開制限をしたり個人情報が流出したりしないように努力してください。

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