一般的にストーカーは元彼や元カノなど、知り合いに対して嫌がらせ行為を行います。
しかし、「知らない人からストーカーの被害に遭っている・・・」と悩んでいる方は少なくありません。
思い当たることもなければ、恐怖は倍増ですよね…。
知らない人からストーカー行為を受けた時に、どのような対策を行うのがベストなのかまとめてみました。
目次
知らない人がストーカー行為を行う心理とは?
ストーカーとは特定の個人に異常なまでの関心を持ち、付きまとったり嫌がらせをしたりします。
一口にストーカーと言っても、次のように複数のタイプに分けられるのが特徴ですね。
- 知らない人や面識のない人に嫌がらせ行為を行うイノセント・タイプ
- 元交際相手から振られて発展する挫折愛タイプ
- 元婚姻者や配偶者との離婚に納得できない破婚タイプ
- 歌手やタレントの熱狂的なファンが嫌がらせをするスター・ストーカー
- 医師や大学教授など社会的地位が高い人を対象にしたエグゼクティブ・ストーカー
一般的には元交際相手や元配偶者など、自分の身近にいる人に対してストーカー行為を行います。
しかし、知らない人に対してストーカー行為を繰り返すイノセント・タイプも決して少なくありません。
なぜ知らない人や面識のない人にストーカー行為を行うのか、考えられる心理を幾つか挙げてみました。
ストーカーの心理
- たまたま見掛けて相手に好意を持った(男性⇒女性というパターンが多い)
- 自分の嫌いな知り合いや恨んでいる人に似ていた(代わりに復讐したい)
- ちょっと相手から優しくされただけで自分に恋していると勘違いする
被害者とは交流がなくても、ふとしたきっかけで知らない人にストーキングするストーカー犯はいます。
全く見知らぬ人がストーカーになり、付きまとわれたり待ち伏せを受けたりといった被害は以前に報告されていますので、「自分は人に恨みをかうようなことはしていない」といった女性でも要注意です。
知らない人からストーカー行為を受けやすい女性の特徴
知らない人からストーカー行為を受けるのは、主に男性よりも女性です。
ストーカー気質のある男性が「自分に好意があるのでは?」「自分を好きなのでは?」と勘違いし、知らない人を付け回したり待ち伏せしたりします。
つまり、「ストーカーなんて自分には関係ないから大丈夫」と考えてはいけません。
ここではどのような人が狙われやすいのか、知らない人からストーカー行為を受けやすい女性の特徴をまとめてみました。
- 大人しそうな女性で派手なファッションや見た目ではない
- おっとりとした女性で大騒ぎしなさそう
- おどおどとしていて自分に自信がない
- 誰にでも優しそう
ストーカー犯が面識のない人にストーキングする場合、相手を選んでやっていることが多いですよ。
大人しそうな女性や優しそうな女性は、「自分の言いなりになりそう」といった安心感がありますので、ストーカーから狙われやすくなります。
誰にでも優しいのはとても良いことですが、知らない人からストーカー被害を受けるケースもあると心得ておきましょう。
知らない人からストーカー行為を受けた時の対策はこれだ!
女性であれば、誰でも知らない人からストーカー行為を受ける可能性があります。
至る場所にストーカー犯は潜んでいますので、自分の身を守る手段をきちんと考えておかないといけません。
- 最近見知らぬ人に付けられている気がする
- 身に覚えの無いプレゼントが届いている
- 自宅の近くで待ち伏せされている気がする
上記に該当する女性はストーカー行為を受けている可能性があるため、どのような対策をすれば良いのか見ていきましょう。
派手な装いのファッションに変える
ストーカー犯が知らない人を標的にする場合、「大人しい」「地味である」といった女性を狙います。
自分よりも弱そうな人や言いなりになりそうな人をターゲットにした方がストーカーの成功率が高くなるのが理由ですね。
そこで、知らない人からのストーカー行為を対策するために、派手な装いのファッションに変えてみてはどうでしょうか。
「逆に目立ってしまうのでは?」と不安を抱えている女性はいますが、派手な格好をしたり肌の露出を増やしたりしていると、しっかりと自己主張ができます。
ストーカー犯もいきなり飛び掛かって襲うような真似はしないので、見た目のイメージチェンジを図るのはストーカー行為の対策で効果的です。
100%確実なストーカー対策だとは言い切れないものの、「この人には隙がない」とストーカー犯に思わせることができれば被害を未然に防ぐことができます。
防犯グッズを用意する
知らない人に対してストーカー行為を行う男性は面識がないのを良いことに、相手の個人情報を知る目的で手段を選ばずに行動することがあります。
妄想がエスカレートすると直接的な危害を加える恐れもありますので、ストーカー行為を対策したい女性は防犯グッズを用意しておきましょう。
以下では、これだけは用意しておきたい防犯グッズを幾つか挙げてみました。
防犯ブザー | ストーカー対策グッズの定番とも言えるアイテムで、大きな音が出て周囲の人間に知らせてくれる |
スタンガン | 相手に電流を流す護身用のグッズで、現在ではコンパクトなサイズで持ち運びしやすくなった |
催涙スプレー | 目の中にかけると大半の人は目を開けていることができない(相手と少し離れていても撃退できる) |
外出する際にこれらのアイテムを持っていれば、ストーカーからの被害に遭っても自分の身を守ることが可能です。
もちろん、スタンガンや催涙スプレーはかなり強力ですので、むやみやたらに使ってはいけません。
しかし、若い女性は特に知らない男性からストーカーによる被害を受ける可能性が高いため、どれか一つでも自分の身を守るグッズをバッグの中に忍ばせておきましょう。
自分で解決できない時は専門家に相談しよう
知らない人からのストーカー行為は、自分一人の力で解決できるとは限りません。
ストーカー犯の嫌がらせ行為がだんだんとエスカレートするケースもありますので、自分で解決できない時は専門家に相談すべきです。
自分が信頼できる友人や知人でも良いのですが、正しい知識を持ったプロの方が安心できますよ。
ここでは、「ストーカーの被害を受けている時は誰に相談したら良いの?」と迷っている方のために、目安をまとめてみました。
- 探偵事務所に相談する(ストーカー被害を受けている証拠を集める時に役立つ)
- 警察に相談する(ストーカー行為を受けた証拠があれば直ぐにでも動いてくれる)
- 弁護士に相談する(男女問題に強い弁護士であれば証拠の集め方や警察の動かし方に関するアドバイスをくれる)
知らない人からのストーカー被害だけではないものの、「探偵事務所」「警察」「弁護士」に相談するのが一般的です。
実績のある専門家であればストーカー対策として何をすれば良いのか?
そのためのアドバイスをしっかりしてくれますので、一人で抱え込まずに誰かの助けを借りて問題の解決を目指していきましょう。
まとめ
以上のように、今まで付き合っていた彼氏や彼女ではなく、知らない人からストーカー行為を受けることがあります。
「自分は絶対にストーカー行為なんて受けない」という考え方は危険ですので、派手なファッションで自己主張したり防犯グッズを準備したりといった対策が効果的です。
ストーカー犯は相手の気持ちではなく自分の気持ちを最優先で行動を起こす特徴がありますので、自分の身は自分で守る努力をしてみてください。